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学長ブログ

幸運の女神に出会う一日一善

2016.08.04

 人生は選択の連続です。沢山の枝分かれした道、その1つを辿って今日ここまで来ています。でもたいていは枝分かれしていたことに気づかずに、目の前の道を辿ってきました。それがどこに向かっているかも大して気にせずに。

 確実なのは、これからも1つを選び、歩んでいかなければならないということです。

 過去の選択を変えることはできません。でも過去の反省をもとに、これからの選択を賢明に考えることはできます。それが自分の人生を作るということであり、自分の人生に責任を持つということです。

 

 パスカルというフランスの哲学者は「人間は考える葦だ」といいました。水辺に生える葦は中が空洞で、すぐ折れます。風が吹けば、ものがぶつかればすぐ折れます。人間の命も同じように儚いものです。地震・津波、テロ、クーデター、事件・事故、病気で、誰かが愛していた、誰かを愛していた尊い命が失われていきます。誰がいつ死ぬかは誰も分からないのです。

 この儚い命に対して、パスカルは人間は考えることができる所に人間の偉大さを見つけました。

 考えて選択を選ぶ事ができるのが人間の偉大さです。ただ流されるように漂っているだけでは、葦のままです。自分の自己判断スイッチを入れ、自分の選択をしましょう。

 

 幸運の女神には後ろ髪がないそうです。四つ辻で出会っても、ボッとしていて気づいたときには通り過ぎています。慌てて追いかけても、後ろ髪がないので捕まえられません。出会ったその瞬間に掴まなければならないのです。

 

 人の幸せは人から愛され、人の役に立ち、人から必要とされる事です。そのためには建学の精神「礼節・勤労」をしっかり身に付ける必要があります。礼節は配慮ができることです。他人は勿論、自分を貶めてはいけません。他人・自分に配慮ができる人になってください。そのことで人々から愛される人間になってください。勤労は貢献ができることです。他人に役立ち、喜ばれる人になってください。そのためには自分の知識は勿論ですが、思考力・判断力・行動力を高めて、他人への貢献力を高めてください。

 

 実践し、続けることが自分の限界を押し破ります。続ける中で自分の中の何かが(体質)が変わっていくのです。私はこの間、3週間の実践が新たな習慣を自分に根付かせるということを提唱してきました。

 私自身の例をいえば、禁煙、片道10キロの自転車通勤、25キロのダイエット、本を読み続ける習慣、最近の実践は昨年の今頃から始めたスクワットと腹筋です。スクワットを50回から始めて今は600回を越えるようになりました。腹筋も30回くらいから始めて、この1年で500回を越えられるようになりました。週1〜2回の実践ですが、最初は思いも寄らなかった遠くまで来たと実感します。

 

 一日一善以上の実践を3週間続けましょう。実践するのは、自分に良いこと、他人に良いことそれぞれ一日一善以上です。できた日には手帳の日に二重○、あるいは一重○を、翌日の朝つけてみたらどうでしょう。自分に良いこととは、例えば読書、運動、何か我慢できるようになる、危険を予防する行動等です。他人に良いこととしては、人の気持ちになる(配慮する)、手伝う、掃除する、準備する、貢献する等です。

 行動の原則は、人にされて嫌なことはしない(トイレをきれいに使う、バスや電車の中での大声を出さない、場所取りをしない等です)。そして、自分がされたら嬉しいことを人にする(教室で他人の残した消しゴムかすでも片付ける、机をきれいに整理整頓する等です)。

 

 幸運の女神は、自分から率先して良いことを実践し続けている所に近づいてきてくれるのだと思います。

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